Rが使えるフリをするための1冊の本「R言語逆引きハンドブック」を読んだ
タイトルは釣りです。Rユーザの「フリ」なんてしなくていいんですよ!
先日、人生初献本いただきました!R界隈で話題になっている R言語逆引きハンドブック です!!
ということでお決まりのごとくステマ書評を書こうと思います。
どんな本?
著者はR界のスーパースターこと石田基広先生です!「え、誰それ?」と思う方はとりあえずamazonで「石田基広」で検索してみてください!!
まぁとりあえず「Rデータ自由自在」とか「Rの基礎とプログラミング技法」などなど、数々のR関係の洋書を翻訳されている方です。
っで、とにかく内容が豊富です。驚きの663ページです!
「そんなに読めるか!」と敬遠してしまいそうですが「逆引きハンドブック」とあるように、最初から最後まで順番に読んでいくというよりも、知りたい内容や興味のある内容のところだけをつまみ食いする感じで読むのが良いと思います。1
ほら、百科事典を最初から最後まで順番に読む人とかいないじゃないですか。
書いてある内容としては R で汎用的に使われる機能を網羅的に紹介している感じで、初心者向けの本と聞いていた割には、R 歴3年半ぐらいでもうすぐ中級者入りできるかもしれないと自惚れている自分にとっても発見の多い本でした。
個人的に一番感動したのは parent.env と parent.frame の違いをたった3ページ読んだだけで理解したことですかね。
どういう人に良さそう?
- 「”R”とキーワードでググッても欲しい情報に辿りつけない!!」と不満を抱えている人(逆引き辞書として)
- R の help を読んでもイマイチ理解できない人・英語が苦手な人(日本語ヘルプとして)
- R について網羅的に知りたい人
- 石田基広信者
こういう人には向かないかも
- 特定の関数やパッケージをとことん使いこなしたい人
- データフレームの操作は reshape2 パッケージ一択な人
- グラフの描画は ggplot2 パッケージ一択な人
- Hadley Wickham2 信者
まとめ
買いましょう!!!!
ちなみに、R言語逆引きハンドブックのサポートページはこちらです → R言語逆引きハンドブック
誤植に関する情報も更新されていっているので、「誤植かな?」とか思ったら見てみるといいと良いと思います。
2016-10-16 追記
今だと最新版は第 3 版ですね。