Yosemite で Forget-Me-Not を使う
Mac と外部ディスプレイを着脱する際にウィンドウの配置を復元するために Forget-Me-Not を使っていたんですが、Yosemite (10.10.1) だと普通にインストールしても使えなくなったのでその対応方法です。1
インストール手順
- X11 の代わりに XQuartz をインストール
- Forget-Me-Not をダウンロード & Forget-Me-Not.prefpane をダブルクリックしてインストール
- System Preferences > Security & Privacy > Privacy で左下のアイコンをクリックしてロックを解除した上で「+」をクリック
- ⇧⌘G (Finder の Go to Folder… のショートカット) で ~/Library/PreferencePanes/Forget-Me-Not.prefpane/Contents/Resources/Forget-Me-Not.app に移動
- Forget-Me-Not.app を選択
- 表示上は追加 Forget-Me-Not が追加されないが内部的には追加されている
確認
次のように org.metaprl.ForgetMeNot の 4 カラム目が 1 になっていれば使えるようになっているはずです。
% sudo sqlite3 /Library/Application\ Support/com.apple.TCC/TCC.db 'select * from access where client like "%.ForgetMeNot"'
Password:
kTCCServiceAccessibility|org.metaprl.ForgetMeNot|0|1|0|<blob>
System Preferences > Forget-Me-Not は使えませんが、ディスプレイの着脱時にウィンドウの配置を復元する用途には使えそうです。
参考
- FunctionFlip on OSX Yosemite | Charles Wilkinson
- objective c - Enable access for assistive devices programmatically on 10.9 - Stack Overflow
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似たようなアプリに Stay.app がありますが、着脱する際にウィンドウの配置を明示的に保存しないといけないのが辛かったので使ってません ↩