「R言語上級ハンドブック」を執筆しました

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5人による共著ですが、「R言語上級ハンドブック」を執筆しました。本日発売です!1
最初に名前が書かれているので「第一著者」と驚かれることがよくありますが、並び順に深い意味はないです。

内容について

一応、R言語逆引きハンドブックの続編という位置付けのようです。なので、こちらに書いてある内容とはあまり被らないようにできています。また、こちらと同様逆引き形式です。
詳細な目次は amazon で閲覧できるようです

「上級ハンドブック」という名前からわかるように、間違っても R をゼロから勉強する人向けの本ではないです。”上級” の定義は人それぞれですが、本書はプログラミング言語として高度な処理をしたり、パッケージを作成したりする人向けの内容が多いかと思います。R の本の割には統計解析や機械学習関連の内容は少なめです。
また、基本的には1つの項目について深く深く説明するというスタイルではないため、マニアックな内容の割には物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
あと、個人的には並列処理についてもっと触れられるべきだったと思います。(じゃあお前が書けよって感じですが)

私が担当したのは以下の項目です。ざっくりした説明と、関連リンクも載せておきます。

CHAPTER 01 R言語とその応用操作

CHAPTER 02 データ・ハッキング

CHAPTER 03 統計解析

CHAPTER 04 グラフィックス

  • 052 カラー・グラデーションを作成する
    • rainbow 関数のように予め用意されたグラデーションではなく任意のグラデーションを作成する方法についてです

CHAPTER 05 ネットワーク関連

CHAPTER 07 開発ハッキング

他の方に比べると無駄に長い内容になっているかもしれません・・・。
さらっと書いている1文でも、ソースコードの深いところまで確認してやっとのことで書いているものもあります。おかげで C 言語のソースコードを読む力がだいぶ上がりました。

どういう人にオススメか?

全ての項目に該当するわけではないですが、次のような人の場合は満足度が高いのではないかと思います。

  • とにかく幅広く R について理解したい人
  • パッケージ開発をしている人/しようと思っている人
  • R での処理を効率化したいと思っている人(処理速度、メモリ効率、記述量の観点で)

統計解析や機械学習について高度なことを知りたい方や、1つの項目に関して応用例含め深い内容まで知りたい方は物足りなさを感じるかと思います。

最後に

まずは、このような貴重な機会を与えてくださった共著者の石田先生、編集者の吉成さまに感謝いたします。
R を使うきっかけを与えてくださった研究室時代のスーパーバイザー、R を更に深く勉強するきっかけになった Tsukuba.R を始めとする R コミュニティにも非常にお世話になりました。
これまでお世話になった方々に本書を通じて少しでも恩返しできれば幸いです。

  1. 一部の店舗では 9/25 や 9/26 発売のようです

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